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本物を愛する目を「日本のフィギュア」で培って!

2008/05/08 (木)  カテゴリー/中国サイト

本物を愛する目を「日本のフィギュア」で培って!  【NBonline】


本日は、いつもの中国ニュースではなくコラムの紹介です。以前に、取り上げたことのある中村正人氏のコラムですが、毎回興味深い内容で惹きつけられます。こういった文章を書ける技術、経験、知識、そしてセンスを持ちたいと常々思います。


過去の記事はこちら

主役は、大人になんかなりたくない「ゼリーの世代」


今の簿記の勉強と中国語の勉強がひと段落すれば検討したいところですが、簿記はともかく、中国語の学習はいつまで経ってもやり続けないと身に付かないものなので、好きなものに時間を作る努力をした方がよさそうです。


今回のコラムのテーマはタイトルからも推測できると思いますが、中国におけるオタク文化についてです。フィギィアという切り口だけで、ここまで深い考察ができるのか、と感心させられる内容になっています。お時間のある人は最後まで読まれることをお勧めします。


今回はこの国の動漫(アニメ・マンガ関連)産業の発展にとってネックと思われる規制の問題について、ビジネスの現場から考えてみたい。


今回のコラムのインタビューを受けたアルター上海の清水孝義氏曰く、


「これまで中国のフィギュア市場は、日本で売れ残ったものが香港に流れ、それでも残ったものが最後に流れ着くという感じ。希望した発注が納品されるかどうかわからないという不安定な市場でした。


というのが、上海の状況だったようです。実際に、私の上司が香港に今回の連休に遊びに行っていたのですが、街中にはモデルガン通りやラジコン通りがあり、かなりのお客さんも集まっていて、マニアの雰囲気を出していたみたいです。香港経由で、上海に文化や商品が入ってくるという現象は、予想はできましたが、実際にその通りだったんですね。


「デザインや原型は日本。キャラは日本のものですから。つくっているのは広東省の工場です。それを香港経由で日本に運んで初めて製品として市場に流れるのですが、中国市場の場合、香港からすぐに中国に輸入する形を取るのです」


商品の流通経路は中国→(香港)→日本なのですね。アルター上海さんは香港から上海に取り寄せていますが、日本製品を日本に買いに行く中国の人は、大半が中国で生産されたものだということは認識しているのか気になります。


偽物があふれる社会ゆえに、日本人とは別の意味で商品を見る目が厳しくなる。それもフィギュアへの思い入れ次第だろうけど。

DVDやゲームなどのコンテンツはコピー(海賊版)することが容易ですが、フィギュアも同様に海賊版が出回るようです。これは、ブランドバッグを考えればわかりますね。ただ、フィギュアに関しては素材が特殊なため、カバンなどと違い、海賊版は健康にも悪影響のようです。


日本では、店で販売しているものは99%で目を養うという習慣は持ち合わせていないと思います。私もそのうちの一人です。中国ではお酒の偽物もあります。芸能人の格付けチェックではありませんが、意識していないと偽物であることにも気付きません。ポジティブに考えれば、こういった社会・市場だからこそ身に付くものもあるということでしょうか。


いささか過激な表現をあえてするなら、日本の動漫は当局にとってアヘンのようなものに見えるのだ。その快楽と常習性ゆえに中国の現実を忘れさせてしまう作用があるという意味で。


的確な表現だと、今回のコラムの中で一番感心した箇所です。アニメ産業は日本でも同様に多くの子供を中毒にしています。ゲームも然りです。そういったものにハマってしまう子供、注意をしない家族、規制をしない政府などと責める先はいろいろとありそうですが、この「快楽」と「常習性」があるからこそ、世界的に認知される産業となり得たとも言えそうです。


そもそも、特定の国との戦争を前面に打ち出し、正邪を植え付けるような子供向けアニメを放映するなんて、いまの時代、教育上許されるのか、とぼくは思う。自分にも小学生の息子がいるが、子供に特定の国に対して特別な感情を抱かせる可能性のある題材を扱う際は、最大限の慎重さを要するべきだ。そうした配慮の恐るべき欠落。このことがもたらした悪影響について、あの国の大人たちはまだ気がつかないのだろうか。


こちらの箇所は、今回のコラムで一番考えさせられる内容でした。子供の教育において大切なことは、偏見を持たせないことだと思います。まだ子供はおろか、結婚もしていませんが、子供を持ち、教育する立場になれば、多くのことを経験させて、できる限り情報を与えず、自分で判断する力を養わせたいと考えています。


偏見を持つということは、それだけで世界を狭くします。その狭くなった世界を広げる機会に飛び込んだり、与えられることがあれば、幸せですが、最初から持たない方が良いに決まっています。この点は皆さんはどうなんでしょうか?気になるところです。


最後は、清水氏のコメントをそのまま記載させてもらいます。


「それって大事なことなんです。見る目を養うということをここでやってもらえれば。それがわかんなくて偽物をつかまされたんじゃ、つまらないでしょ。いくら安くても。

中国の若者にとって日本のものかどうかは関係ない。好きなものは好き、あくまで作品本位だと思う。ただ、こちらの流通に携わる人にはもっと勉強してもらわなきゃ。中国では偽物でも本物でも関係ない、安けりゃいいっていうんでは進歩がない」


中国が急速に変化してきていることを垣間見れる現象ではないでしょうか。

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