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この世からきれいに消えたい。-その1-

2004/10/13 (水)  カテゴリー/Books

402264317X.09.jpgタイトルを見てビックリした人が多いと思います。

自分ではなんとなくで手にした本なのですが、

こんな本を手に取る時点で病んでいたのかもしれません。



実際ブログを書いていなかった1週間ほどはやる気も起きず、

自分では「鬱かも・・・」って思うほどでした。



で、この本を読んでさらに暗い気持ちになりましたが、

いろいろと勉強にもなりました。





受け取った情報量・考えたことが多いので2回(か3回)に分けたいと思います。



ちなみに購入場所は生協です。

教科書にあまりお金かからなかったので、余った分で買いました。




パート1は引用などを無しにしたおおまかな感想と本の紹介にしようと思います。



この本の著者の一人である、宮台真司さんのことは全く知りませんでした。

テレビに出演することも多く、過激な発言から知っている人も多いみたいですね。



この本は文庫本のまえに単行本で出版されたのですが、

この文庫本のサブタイトルに美しき少年の理由なき自殺とあります。

このサブタイトルが単行本の方のタイトルだったわけです。



この少年は作品中ではSと呼ばれています。

Sが自殺したのは22歳。1998年2月のことだった。

少年という年ではないのですが、青年ではなく少年と呼んでいることの理由には

Sが少年のまま大人になることが出来ず、それ故に社会や自分に悩み苦しみ自死に至った

という作中の宮台・藤井両氏の解釈があります。



Sは宮台氏の作品に共感し、尊敬し没頭していきます。

宮台氏にシンクロし、それでもSは宮台になれなかったことで自殺してしまうのです。

その事実を知った宮台・藤井両氏がSの心理などを分析していきます。

宮台氏と藤井氏のルポが交互に書かれて進行していきます。

作中ではSの友人の渡部君やSの彼女の美絵さんへのインタビューなどもあります。



文中に出てくる単語はどれも初めて目にするものばかりで一つ一つが衝撃でした。

「終わりなき日常」の連続・「意味」と「強度」・「浮遊する身体」・「中間派」などなど。

他にも沢山のめずらしい文章・単語が出てきます。

これらの考え方にはもちろん反対したい部分も多々ありますが、

その一つ一つが核心をついている印象を受けました。



パート2では引用しつつ、もう少し詳しい内容と感想を書いていきたいと思います。

文庫本では追加で宮台氏と藤井氏の対談が載っています。

対談のテーマはその当時(2003年)流行っていたネット自殺です。

ネットを通して知り合った者同士が手段自殺という形で命を落としていく。

しかし、会うと必ず自殺するということではなく、意気投合して遊んで終わることの方が多い。

だから、ネットの普及は「引きこもり」を増やす一方、救われる人々もいると書いています。

確かにそうかもしれない。素直に思えました。



現代は若者にとって生きにくい社会になってきた。

個性を尊重しない、「みんな同じ」主義の小学校教育。

個性というアイデンティティーを持てない子どもたちは逃げ場を失い、彷徨う。

文面をそのまま鵜呑みにするつもりはありませんが、

自分自身でじっくり考えたいものが多い価値のある一冊でした。



ということでパート1はこの辺で。
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